個々の活動ー「木版画」
- 2011/02/28
- 【about us】
前回、私のお菓子についてのお話が出たところで、引き続き私達の個々の活動を御紹介したいと思います。
普段私は木版画の作品を制作していまして、年1回程の個展で作品を発表しています。
また、以前から木版画をお教えしていたのですが、昨年の夏からは木版をもっと身近に感じて楽しんでいただけるよう、
気軽に参加していただける木版体験ワークショップ「つぐみ木版分室」もはじめました。
こちらは主にカード作りをする教室で、私があらかじめご用意したモチーフの図案をご自分で彫って摺りあげていただいています。
季節ごとにモチーフを変えていますので、新しくなるごとに申し込まれるリピーターの方も多く、とても嬉しく思っています。

ほぼみなさん初心者の方々ですが、風合いのある木版カードの仕上がりに喜んでいただけているようです。
もし、木版画を作ってみたい!という方は教室のブログをぜひチェックしてみてください。
→ つぐみ木版分室
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キュルトとは、、、
- 2010/06/13
- 【about us】
qulteとして活動をスタートしてから約一年。
地図の制作から、空間展示、はたまた屋台パーティーと幅広い活動を行ってきました。
が、幅広すぎて今1つかみづらい、というご意見も。
ねらい通りであり、ごもっともでもあり、、、ほくそ笑むみつつも少しドキッとさせられるその反応。
しかし、すべては何々系と分類され、わかりすくてつまらない物事が溢れていくことへの苛立ち、
そしてなにより、簡単に説明してしまう事でこぼれ落ちていってしまうことの大切さ。
そんな事をどうにか表現していこうと模索している以上、これはどうしても付きまとう問題なのかもしれません。

例えば、日常を伝えるこのブログが1つの補助線となって、理屈ではない部分で伝わっていけばよいのですが。
The future from here
- 2010/04/20
- 【about us】

-100年の歴史を持つ九州大学箱崎キャンパス。
微かな人の気配を宿した大正時代の建築や、美しく、そしてワイルドな植物達の生命感、初めてここを訪れた時のドキドキは今も忘れません。
あれから4年、、、
この場所は10年後に控えた移転完了に向け、日々刻々と変化しています。
そんな場所を舞台に、九州大学総合研究博物館とqulte(キュルト)が新しい保存、記録のあり方を探る試みをスタートしました。
形として残らないものを、その流動性も含め、どのように記録し受け継いでいくのか。
これは、忘れられようとしているもの達にこそ宿る魅力をすくい上げ、新たな役割を与えていくミッションでもあります。
まず最初の取り組みとして、この5月に「光が泳ぐ場所」と称した展示を行います。
詳細は、後日。